2024年2月9日金曜日

2023年度第30回定例ゼミ

 

 

日程:20242月9日(金)

会場:W6 203

司会:B4 議事録:浦島
 

1.     伝達事項

なし
 

2.     Main topic:卒論発表練習

2/19の発表会に向けた練習を行う。(presentation 6min, Q&A 14min)
PresentersB4 students

Q&A

赤地
・少子高齢化等の他の問題よりもインフラにフォーカスする理由は
・小学生に対しては働きかけなくてもよいのか,具体的にどんな施策を行うのか
・インフラに関連する語を設定して,その登場回数を数えたということか
・p2のグラフについて,ミスリードしやすいので改善したほうが良い
・p2,インフラという言葉を知っているだけで,中身については?
・先生たちに対して質問,アンケートは行わなくてよいのか
・高齢者の方がインフラに対する理解が深い理由は? 
・p6,教師の仕事量が減るというのはどういうことか

藤本
・p7,セメントのMIPは行わないのか
・p8,BFSを加えると空隙構造が変わるのはなぜか
・p8,自分の考察とそれに対応するMIPの結果の予測を書いてみては
・p7,FA60℃のほうが構造が緻密?なのに圧縮強度が小さいのはなぜなのか
・セメントペーストのMIP試験結果持ってます!
・FAとFA60℃ではFA60℃の方が空隙が緻密なのに乾燥しやすいのはなぜ?
・p4,最初の一日だけ電気抵抗試験を行っているがそれで評価できるのか
・研究の目的は?p9の結論と目的が対応しているか?
・6分にしては情報量が多いので,結論につながる情報に絞った方が良い
・p6,7,8は面白いが,もう少しかみ砕いてわかりやすく説明したほうが良い,グラフを見たときにどこが論点かを見やすくする

前川
・p6のOPCとGPの空隙構造に違いがあるという仮説の根拠,経緯は?
・発表としてはわかりやすいが時間がかかりすぎ,前半と後半のどちらかに絞ってみては?
・コンクリートの研究をしている人にとっては分かりやすいが,そうでない人には・・・
・分からないことを分からないと答えるのではなく,今わかっているのはここまでですというような伝え方にした方が良い(藤本さんも)
・p3の降水量は必要か?水に触れていた時間とかのほうが影響が大きいのでは
・specimenの発音に気を付けよう
・空隙構造について,屈曲度だけでなく連続性も関係するのでは
・p3のグラフで降水量は必要か。二軸だとわかりづらいかもしれない

増井
・破断はどのようにモデル化されているのか
・応力転嫁のグラフで,破断して解放された分の力と他のワイヤーに転嫁された力の大きさは比較したか
・破断の基準はどのように考えたか,破断という現象のイメージと解析の過程がずれている?(どのような現象をどうモデル化したか)
・より線のねじりを含めたモデル化をしたということを先に示した方が良い
・研究の流れが少しわかりづらい
・弾性率を下げた,ということは言わなくてもよい。破断させた(破断に相当する操作を行った)で良い。
・最初の導入部分はもっとコンパクトにして後半のボリュームを増やした方が良い

山口
・ビッカース硬さ試験のばらつきは大丈夫なのか
・グラフの体裁について,文字が小さい
・ビッカース硬さ試験のばらつきの原因について
・ビッカース硬さ試験をやる意味は?
・ p6,伝えたいこと,論理のつながりが分かりづらい
・p7p8,結果が突然出てくるので供試体の条件等が分かりづらい,つながりが分かりづらい
・全体的に字が小さい,p9で圧縮試験の比を取る意味は?
・コンクリートに関する知識を相手が持っている前提のスライドになっている,説明を増やすとわかりやすい
・ビッカース硬さ試験の写真を載せてみては。ポゾラン反応が骨材からどの程度の範囲にまで広がっているのか
・ビッカース硬さ試験にはマイクロクラック,乾燥収縮の影響は出るのか?
・後半のグラフがたくさん出てくるところが分かりづらい
・スライドから意図(何を伝えたいのか)が読み取れるようにしたほうがよい

総括
岩波先生:まだ分量が多い。伝えたいことだけに絞って伝えてください。
中山先生:質疑応答の練習をしましょう。概要提出忘れずに。
千々和先生:発表練習をしてください。留学生に発音を聞いてもらうといいです。

2024年2月2日金曜日

2023年度第29回定例ゼミ

 

日程:20242月2日(金)

会場:W6 203

司会:M2 議事録:浦島
 

1.     伝達事項

高田:研究室大掃除の日程調査の回答をお願いします。
 

2.     Main topic:修論発表練習

2/13,14の発表会に向けた練習を行う。(presentation 10min, Q&A 10min)
Presenters池澤,内西,大橋,神谷,小島,鈴木,高田,田中,藤川,Zhou

Q&A

池澤
・スランプとFilling speedの関係は線形か
・Filling speedの式はなぜ190mmと300mmの値を使っているのか
・Angular shapeとOrdinary shapeの違いは,実積率やCircularityの差が小さいのはなぜか
 
内西
・Shear cracking propagation theoryとは
・p6の実験と解析の結果を近づけるためにはどうすればいいか
・この発表で一番伝えたいことは何か
・各スライドで何を伝えたいのかがわかりづらい

大橋
・現地の環境条件を入れた解析は行ったか
・外力とはなにか
・後半のパートで伝えたいことは
・橋の専門用語の説明が必要
・最初の概要のoutlineを工夫する(研究の全体像を示す)

神谷
・先行研究ではガンベル分布以外の分布を与えたものはあるのか
・p9のグラフについて,線が多すぎてよくわからない
・タイトルにある不均一ということの意味
・p13で結果が実験と一致したとあるが,そこからどういうことが分かるのか
・スライド1枚の情報量が多い

小島
・実際の腐食ひび割れと今回の模擬ひび割れの違いは
・今回得られた結果が現実にどう役立つのか,展望はあるか
・lug angleとspecimen lengthについて一言ずつあるといい
・実験と解析で何をやったかをもっとアピールしてもいい
・情報量の多いスライドは一部隠すなどして情報量を減らせていた
・スライド間のつながりもうまく説明できていた

鈴木
・メッシュサイズはどのように決めたのか
・腐食量よりも断面欠損率の方が劣化の程度が分かりやすいと思う
・かぶり厚さについて
・工夫したところ,苦労したところはどこか
・Appropriate timingは24pのところじゃないと議論できない
・背景をコンパクトにして,試行錯誤したところのボリュームを増すとよい
・発表の流れ(フロー図)を最初に全部説明したほうがよい

高田(9分くらい)
・p7の式について
・もう少し落ち着いてしゃべりましょう
・スライド1枚あたりの情報量が多い,重要度
・どのシリーズが目的に対して良い結果なのかが分からない
・研究のポイント,チャレンジングな部分を強調する
・シリーズ名を工夫する,p10のas much asを≒などに置き換えてもよい

田中
・EPMAの説明(どの断面を見ているのか,どうやって見るのか)があるとよい
・ひび割れ幅はどのように測定しているのか
・ひび割れ幅に関する説明をどこまでするか(ずっとその幅のひび割れが開いていると勘違いしてしまう)
・最後モルタルの話に落ち着くのが?
・章ごとのつながり,違いが分かりにくい

藤川
・p11,ひずみゲージを2つ埋めた理由
・p12,データが途切れている理由
・p14,13MPaあたりで何が起きているのか
・得られたデータから,内部でどのようなことが起こっているかについての議論があるとよい
・既往研究をコンパクトに
・水分移動を見えるようにした,ということをもっと効果的に売り出すとよい
 
Zhou
・p8とp14のグラフの違い
・p11,場所によってfluxが違うのは,ITZが大きく影響しているのか
・塩害の訳語(Chloride attack or salt damage)は研究室として統一したほうが分かりやすい
・p8,中性化の度合いは実験で確認したのか→p13の結果をもっとわかりやすくした方が良い
・スライド間,セクション間のつながりを意識する
・この研究の中で,自分がどこからどこまでをやったのかはっきりさせる
・p10をもっとわかりやすく,簡潔にできないか
・ 今回の発表の中で一番重要な部分はどこか,そこに焦点を当てる

総括
中山先生:導入部分良かった。そこから結果にうまくつなげる。元気に発表しましょう。
千々和先生:発表の目的は,自分がやったことを教員に上手く伝えること。そこを意識して準備をしましょう。
岩波先生:目線は観衆にも向ける(常に向ける必要はない)。原稿に頼りすぎない。スライドの情報量は削れるだけ削る。コンクリ研の存在感を示しましょう。

2023年12月22日金曜日

2023年度第25回定例ゼミ

日程:20231222()

会場:W8 307

司会:石田 議事録:嶺山

 

1.     伝達事項

中山先生:12月28日~1月3日に実験を行いたい方は指導教員からの許可をいただいてください。

 

2.     Main topic:入札ゲーム Bidding game


 入札ゲームを通して、入札・契約方法、見積と入札準備、決算の流れを把握し、入札について学ぶ。本日はNo. 7No. 18までの入札を行った。


落札会社

番号7K kon 変化なし

番号8Future Horizon 変化なし

番号9K kon 工事原価3%

番号10Future Horizon Infrastructures 工事原価3%増

番号11:竹下土木 工事原価3%減

番号12K kon 変化なし

番号13:竹下土木 変化なし

番号14:竹下土木 事故発生!!工事原価6%増

番号15:山口組 工事原価3%

番号16Red Ground Construction 工事原価3%

番号17Red Ground Construction 事故発生!!工事原価6%

番号18SHIMAZ Corporation 工事原価3%

 

3.     岩波文庫

 

Ellenさん:「Surrounded by idiots

田中さん:「交流まちづくり」

高田さん:「雪は天からの手紙」

池澤さん:「余命10年」

藤川さん:「土木模型 大人にも子どもにも伝わる 最強のプレゼンモデル」

周さん:「変な家2

鈴木さん:「デジタルマーケティング大全:新時代のビジネスモデルを切り拓く」

神谷さん:「オムニバス警部補 姫川玲子」

内西さん:「砂漠」

邉木薗さん:「図解入門よくわかる最新さびと防食の基本と仕組み」


2023年12月15日金曜日

2023年度第24回定例ゼミ

日程:2023年12月15日(金)

会場:W8 307

司会:長岡さん 議事録:竹下

1.     伝達事項

千々和先生:SSIのワークショップについて


2.     Main topic:入札ゲーム Bidding game

  入札ゲームを通して、入札・契約方法、見積と入札準備、決算の流れを把握し、入札について学ぶ。

会社設立

Red Ground Construction

・モットー

Reliability

 Good quality

Crazy

・メンバー

赤地、高田さん、神谷さん、王、長岡さん

 

Smappeacet Construction

・モットー

笑顔と幸せを実現する

~日本のインフラを世界で一番smARTに~

・メンバー

内西さん、坪井さん、鈴木さん、前川

 

Homework construction company

・モットー

 宿題のようにコツコツと積み重ねる仕事を通じて、お客様の夢を実現する。

・メンバー

 Fahさん、小島さん、嶺山、大平、弘瀬

 

Takeshita Civil Engineering and Construction Company

・モットー

 100 years of Takeshita

・メンバー

竹下、Pearさん、石田、増井、池澤さん

 

SHIMAZ CORPORATION

・モットー

 風土記とAI

・メンバー

島崎さん、Edbertさん、藤本、浦島、大橋さん

 

K Kon

・モットー

 Moving Forward Towards a Sustainable Future For Us and For Earth

・メンバー

 Kotさん、村上、藤川さん、石鍋

 

FUTURE HORIZON INFRASTRUCTURES

・モットー

 The use of advanced technology in our projects

 The push towards sustainable infrastructure

 The goal of a resilient society

・メンバー

 Ellenさん、LimKyleさん、楊

 

「山口組」

・モットー

技術を基盤として、安心・安全・クリーンな社会をつくり出す。

・メンバー

橋本、周さん、山口、田中さん


落札会社

番号1:Smappeacet Construction 工事原価3%

番号2:山口組 変化なし

番号3Homework construction company 変化なし

番号4:山口組 工事原価3%

番号5Homework construction company 工事原価3%

番号6Red Ground Construction 工事原価3%増


次回

番号7~18の入札を実施

 

3.     岩波文庫

坂田さん:「思いとおりに歩めばいいのよ」ターシャ・デューダ―

Fahさん:「嫌われる勇気」Ichiro KishimiFumitake Koga

Pearさん:「The Tyranny of MeritMichael J. Standel

長岡さん:「円―劉慈欣短篇集」劉慈欣

Edbertさん:「Mitch Albom

Kotさん:「THE WOLF of WALL STREETJorden Belfort

 

 

 



2023年12月1日金曜日

2023年度第21回定例ゼミ

 

2023年度第21回定例ゼミ

日程:202312月1日(金)

会場:W8 307

司会:嶺山 議事録:石鍋

1.     伝達事項

中山先生:実験室エリアに関する注意事項の周知

2.     Main topic:既往研究のレビュー(Review of previous researches

研究の目的を簡潔に述べた上で、既往の研究をレビューする。自身の研究のオリジナリティ・強み・関連研究との違いが分かる発表を行う。

(presentation 10mn, Q&A 5mn)

Presenters:藤本,前川,増井

以下、質疑応答で挙がった質問

藤本:

・オリジナリティに関して,EISを挙げていたが,既往研究における電気抵抗の測定結果は直流によるものか?

→直流のものと,固定値の交流のものがある.

・養生直前と24時間後で電気抵抗が変わらないものがあるか,正しく硬化を評価できているのか?

→検討したい.

・FAとか高炉スラグは産業廃棄物ではなく,産業副産物と表現した方が良い

・水和反応で硬化するセメントと,脱水縮重合反応で硬化するGPで電気抵抗値にはどのような違いがあって,どのようなメカニズムの違いがあるのか.

→電気抵抗値の測定結果としては違いが見られたが,硬化挙動との関連性に関しては要検討.


前川:

・FA種類によっては,OPCよりも乾燥収縮の影響が小さい結果になっているが,なぜそっちが使用されないのか.種類毎の違いは何か

→乾燥収縮の影響が小さいものは生産量が少ない,比表面積の違い

・高温養生によってクリープが発生しにくくなっている要因は,アルミナケイ酸塩反応の進行度が速く,50nm以下が緻密になっていることによるものか?

→個人的には,常温養生の方が緻密になっている気がする

・収縮とクリープというメカニズムの違う二つを研究しているが?

→水分移動という観点から関連の大きいものであるとみている.


増井:

・背景に関して,建設業の現状等触れていたが,研究との関連性は?劣化したPC構造物の解析を行うのか?

→健全なPC構造物がどのような流れで劣化していくかを明らかにしたい.

・解析上での破断の表現方法を変えることをオリジナリティとしていたが,それぞれの違いとメリットデメリットは?

→既往研究(断面積を小さくする)では,仮定する要素が多く,プレストレスロスエリアの特定も行いたいので不適であると考えた.

・鋼材の撚り具合をパラメータとしていたが,実物では様々あるのか?既往研究は?

→鋼材径の10-20倍で一周がデフォルト,変えてみての影響が見たい.撚り具合はあまり既往研究で示されていない.

・RCとPCで腐食要因と過程は異なるのか?

→PCの方がRCより内側にあるので,PCの腐食はその時点で構造物としての耐力が怪しいなどの問題がある.

・腐食ではグラウトの充填不足等が問題となると思うが,解析上でそれらを表現する予定はあるか?

→どのように表現するのか検討中.


先生方からのコメント

中山先生 :自分のオリジナリティをうまく説明できているが,説明時に自分の仮説も含めるとより効果的なのではないか.やることだけがオリジナリティではなく,やった結果起こると思われることも含めてオリジナリティ.

千々和先生:背景知識も含めて良い質問が多く,知識に関して良い雰囲気ができていた.

岩波先生 :4Qに向けて,リフレッシュを.卒業生は論文に向けて,それ以外の人は来年以降に向けて頑張ってください.

3. 岩波文庫

藤本   :「100人の囚人と1個の電球」

増井   :「施工がわかる イラスト土木入門」

岩波先生 :「大学で何を学ぶか」

千々和先生:「ヘンな論文」

中山先生 :「坊っちゃん」

2023年11月24日金曜日

2023年度第21回定例ゼミ

 日程:202311月24日(金)

会場:W8 307

司会:前川 議事録:浦島

 

1.     伝達事項

中山先生:実験工場の工事に伴う試験機周辺の整理のお願い

嶺山:忘年会の参加アンケート回答のお願い

2.     Main topic:既往研究のレビュー(Review of previous researches

研究の目的を簡潔に述べた上で、既往の研究をレビューする。自身の研究のオリジナリティ・強み・関連研究との違いが分かる発表を行う。(presentation 10mn, Q&A 5mn)

PresentersKyle,坪井,王,島崎,山口

以下、質疑応答で上げられた質問

Kyle

・腐食の著しい構造物の性能評価を行う意味について

・小さい供試体の腐食実験から得られる性能と実構造物の性能は違うのではないか

→今後大きな腐食供試体での実験も行う予定です

 

坪井

・実際にポーラスコンクリートを使用している事例については調べているか

→小規模なものならある.大々的な利用はまだ行われていない.

・α,βなどのパラメータの既往の計算式との違い

 


・p.6のようなI型鋼を用いた橋脚は実際に用いられているのか

→実験レベルの話なので実際に用いられているかはわからない

・Ducom-COM3での解析と他の解析での違いについて

→これから勉強していきます

 

島崎

・計測された加速度を用いて解析を行うことはできないか

→解析の都合上難しい

・ほかの分野の研究で自動車の衝突実験などのデータがあるのではないか

→あったとしても自動車側の計測がメインで,コンクリート側に注目したデータはないと思う

 

山口

・材齢半年と一年の供試体の圧縮強度が逆転しているのはなぜか

→乾燥の影響などがあるかもしれない

・ 供試体を切断してITZのひび割れ状況などを観察する予定はあるか

→行ったとしても元々あったひび割れなのか供試体の切断時に入ったひび割れなのかが分からないと思う


先生方からのコメント

中山先生:異なる分野の人から意見をもらったり異なる分野の論文を読むことが研究のヒントにつながることもあります.

千々和先生:いろいろな論文を読んでみましょう

岩波先生:岩波文庫の発表時間は1分です。魅力的な発表になるように工夫してください。

3. 岩波文庫

石田:「幸福の資本論」
浦島:「青の炎」
橋本:「全国水害地名をゆく」
島崎:「誰も知らない世界のことわざ」
山口:「読んでいない本について堂々と語る方法」

2023年11月17日金曜日

2023年度第20回定例ゼミ

  日程:202311月10日(金)

会場:W8 307

司会:高田 議事録:橋本

 

1.     伝達事項

千々和先生:前田建設の研究所見学について

中山先生:来週月曜9時からから西5・6の整理を行うのでその手伝いのお願い。

2.     Main topic:既往研究のレビュー(Review of previous researches

研究の目的を簡潔に述べた上で、既往の研究をレビューする。自身の研究のオリジナリティ・強み・関連研究との違いが分かる発表を行う。

(presentation 10mn, Q&A 5mn)

Presenters:竹下、村上、Yang、浦島、石田

以下、質疑応答で挙がった質問

竹下

・神谷:P6の図(アノード分極曲線とカソード分極曲線の図)の見方について

→右に行く(電流密度が大きい)ほど酸素供給量が多いのでGPの方が酸素供給が多い

・Lim:自然電位と腐食の違いについて、それをどのようにしたら評価できるか。他の方法はあるか。

→今はOPCについて自然電位が350mVという議論がなされているが、それをGPについても適応できるかについて、自分は研究したいと考えている。

 

村上

・Edbert:ポゾラン反応について

・池澤:大量に混和材を入れた時に不動態被膜は形成されるか

→データがない(見つけられていない?)が、できていない可能性もある

・Fah:混和材量の差について、なぜ塩化物イオンの拡散係数は変化しているのに、発生限界塩化物イオン量は変化していないか

・小島:停滞現象について、置換率の違いによって停滞現象の深さに影響があるか。

・小島:停滞現象は良い現象なのか。

→安全側になるので悪くはない


 

Yang

・Fah:粗骨材について

→断面修復材なので粗骨材は使っていない

・長岡:元のコンクリートと断面修復材の間の塩分浸透について、境界部も測定するか。

→測定する

・高田:田中さんの研究に似ているが、違いは何か。

・Edbert:オリジナリティは何か。

→載荷試験を行ったものに対して、塩分浸透を計測していること。

 

浦島

・内西:水の影響を解析上でどのように再現するか

→高水圧はできると思うが、摺磨きを再現するのは難しそう。しかし、実験と解析を組み合わせて考察はできると考えている

・邉木薗:増厚層の腐食はどうか。

SFRCの方がダメージを受けているという現象はないので考慮する必要はない。

・池澤:低弾性のみの研究がされていないのはなぜか。

 

石田

・鈴木:CFDの適用について、H2Sが水について飛沫とかが影響するのではないか。飛沫とかの影響はCFDで考慮できるのか

・邉木薗:流体解析とは気体?液体?

→水の層と気体の層を組み込んだ解析モデルを使う予定

・内西:P11のグラフにあるような時間による違いを解析に取り入れられるのか。どのように整合性をとるか。


先生方からのコメント

中山先生:発表者と質問者の研究を関連付けて議論することができていた。腐食に興味持ったら防食ゼミに参加してください。

千々和先生:頑張って英語を使いましょう。恥じることなく挑戦してください。

岩波先生:あと2回なので、まだ発表の残っている人は意見を取り入れてください。

3. 岩波文庫

Lim:村上陽一郎「人間にとって科学とは何か」

坪井:雨穴「変な家」

嶺山:「都市に森をつくる」

竹下:佐久間宣行「佐久間宣行のずるい仕事術」

村上:高野文子「棒がいっぽん」

Yang:ネドじゅん「左脳さん右脳さん」

Kyle:三浦しをん「舟を編む」

大橋:渡邊雄太「好きを力にする」


s